【 2023年3月7日 最新版 】
いやいや、それってちょっとどーなんかな…
なんで「エックスサーバーではなくコノハウィングがおすすめ!」と言ってる記事を見ると、レンタルサーバーの
コア数(料理に例えると、シェフの人数)
メモリ(プラモデル作りに例えると、机の広さ)
の差と、その「リソース保証」について全然触れてないん…?
これって、利用してるレンタルサーバーが「他のユーザーで混雑しているとき」に…
その影響を受けずに、
安定的な速度環境が提供されるかどうか?
ってことなんだけど(具体的には、下記の通り ↓ )
エックスサーバー
- 公式おすすめの【スタンダード】プランは、公式サイトによると…
・vCPU → 「128」コア
・メモリ → 「1024」GB - さらに、下記のスペックについては「保証」されている
・vCPU → 「6」コア
・メモリ → 「8」GB
- 混雑しても「その影響を受けない」ので、安定的な速度環境に!
- SSD容量 → 「300」GB
- 「WordPressクイックスタート / 12ヶ月契約」の料金 → 半額キャッシュバックで月額 実質550円
コノハウィング
- 公式おすすめの【ベーシック】プランは、公式サイトによると…
・vCPU → 「6」コア
・メモリ → 「8」GB - ただし、上記のスペックというのは「目安値」にすぎない
- 混雑したら「その影響を受けるかも」なので、安定的かは分からない
- SSD容量 → 「300」GB
- 「WINGパック / 12ヶ月契約」の料金 → 35%オフで月額941円
↑ このスペックを素直に比べると、「結構な差」だと思うんだけど、、なぜ?
※当記事に記載の金額は、すべて税込表記です
コアとは?
「コア」とは、処理作業を行う「CPUの中核部分」を指します。そして「コア数」とは、料理で例えると「シェフの人数」のようなもの(参考記事:CPUのクロック数やコア数とは?シェフに例えてみる)。なお「vCPU」とは「virtual CPU」のことで、つまり「仮想のCPU」といった意味合いになります
メモリとは?
「メモリ」とは「作業データを一時的に保存する領域」のことで、メモリが大きいほど「同時に行える作業の数」が増えたり「処理の負担が大きい動作」も可能になります(参考記事:パソコンのCPU・メモリ・ストレージの違いをわかりやすく解説!)。プラモデル作りに例えると「机の広さ」のようなものです
ということで、最近色んなブロガーさんがやたらと「おすすめですよー!」と言われている2018年登場のレンタルサーバー「コノハウィング」は、果たして…
- 国内シェア No.1※1
- 運用サイト数 240万件※2
- 19年間のサーバー運用実績で、創業以来 99.99%以上 の稼働率
を誇る「エックスサーバー 」よりも…
本当の本当におすすめなのか?
専業ブロガー6年目が、「冷静」に比較してみました
※1「国内シェアNo.1」2022年10月時点、hostadvice.com調べ
※2「運用サイト数240万件」同社サービスの合計値
こんな方へ向けて解説していきます
- これから「WordPress」で、個人ブログを始めたい!
- もちろん、そのブログで「収益化」とかも考えてる!
- そのための「レンタルサーバー」をどれにしようか、正直迷ってる…
- 特に「コノハウィング」と「エックスサーバー」で、正直迷ってる…
- 自分の家族から「レンタルサーバー選びで真剣に悩んでる…」と相談されたときくらい、「本音」&「本気」で教えてほしい!
今回の比較ポイント
- 重要な【コア数&メモリ】の差と、サーバーの混雑時でも安定的な速度環境が提供される【リソース保証】について
→ エックスサーバーが「圧倒的」です - コノハウィングにも、右端に【リソース保証あり】のプランがあるけど?
→ スペックの差は「歴然」で、月額料金も比較したら「あれ…?」という結果に… - コノハウィングの【リソース保証なし】と比較したら、どっちが安いの?
→ エックスサーバーの【リソース保証あり】と比べても、なお「あれ…?」という結果に… - でも【36ヶ月契約の最安値プラン】で比較したら、どうなの?
→ コノハウィングの【リソース保証なし・あり】、両パターンで比較してみました - でもコノハウィングは、【初期費用0円】なんでしょ?
→ エックスサーバーも現在は、【いつでも全プランで初期費用0円】です - でもエックスサーバーは独自ドメインが「1つ」永久無料で、コノハウィングは「2つ」でしょ?
→ はい。ただし2つ目には、「.com」も「.net」も使えないという点には注意です - そうは言っても、コノハウィングは【速度No.1】じゃないの?
→ エックスサーバーも【速度No.1】です。本質的な考え方をわかりやすく解説します - でも、「PageSpeed Insights」で計測した【スコア画像】の比較を見たけど…?
→ 正直なところ「まるで証明にならない」です。3つの理由と1つの本質 - 【ディスク容量(SSD)】で比較すると…?そもそもディスク容量って?
→ エックスサーバーもコノハウィングも【300GB・400GB・500GB】で、基本的には同じです
忙しい方は最初の5分、いや「3分」だけでも目を通していっていただけると幸いです
なんというか、、「あれ…?」というポイントが色々あったんですね
総合的な結論としては、「エックスサーバー 」がおすすめです
▼ エックスサーバーの「WordPressブログ開設手順」はこちら ▼
作業時間は、正味【10分程度】です※
【実際の画面付き】
で「1ステップずつ超丁寧に」進めていきますので、安心して開設いただけます^^
【2023年3月】エックスサーバー「WordPressクイックスタート」のブログ開設手順を1から解説【おすすめプランから「重要な注意点」まで徹底ガイド】
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【2023年3月】エックスサーバー「WordPressクイックスタート」のブログ開設手順を1から解説【おすすめプランから「重要な注意点」まで徹底ガイド】
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※作業時間は、設定の反映待ちなどは除いた目安です
はじめに
当記事では総合的な結論として「エックスサーバー」さんをおすすめしていますが、「コノハウィング」さんを悪く言うつもりは全くありません
むしろ「コノハウィング」さんは大手レンタルサーバーと比べて歴史がまだ浅いにも関わらず、すでに「国内有数のレンタルサーバー」じゃないかなと個人的には思っています
そもそも上記の2社に限らず、最近のレンタルサーバーというのは「性能・コスパ・サービス」と本当に進化していると感じていて、長年ブログをやっている身としては…
こうした「恵まれた環境」で、日々当たり前にブログができていること
に、各社サーバー業界に携わる方々にはただただ「感謝」しかありません(本音です)
ただ、どうしても気になってしまったんですね
それは、「エックスサーバーではなくコノハウィングがおすすめですよー!」といった記事の…
肝心の「根拠」にあたる部分
というのが、正直「え、これだけ…?」みたいに感じてしまったんですね(すいません、これは「1人の消費者」としての個人的な感想です。「全ての記事が…」というわけではないですし、また特定の記事を名指しするつもりも全くありません)
初歩的な具体例を挙げると、「エックスサーバーではなくコノハウィングがおすすめです!」という根拠の1つとして…
コノハウィングは初期費用0円!
といったことを書かれている記事を見かけましたが…
エックスサーバーも現在は、いつでも全プランで「初期費用0円」
なんですね(これは2022年8月4日からなので、かれこれ「半年以上前」から施行されています)
「エックスサーバーの方がおすすめなのか、それともコノハウィングの方がおすすめなのか?」に絶対的な正解はないと思いますし、「それぞれの正解」があって当然だと思います
でも、「エックスサーバーではなく…」とか「以前まではエックスサーバーが…」というように、特定のサーバー名を比較対象として明示されたうえで「コノハウィングがおすすめです!」と言われるからには、もう少し「その人なりの具体的な根拠」が伴っていないと…
「サーバーの開発や管理・運営」に日々尽力されている、
エックスサーバーの中の方々
のことを思うと「さすがにちょっと…」と率直に感じてしまったのと、なにより…
「これからWordPressでブログを始めよう」とされている、
右も左もわからない初心者の方々
の「客観的なサーバー選び」という面でも、同様に「どうなのかな…」と思ってしまったんですね(特にインフルエンサーと呼ばれるような、「大きな影響力」をもたれている方の発信であれば尚更かなと)
誤解のないようにお伝えしておくと、この記事を書いている私は、自分の記事や意見が「誰よりも100%完璧」などとは思っていません(そうであるよう努めてはいますが、過信や妄信はしないでください)
なので当ガイドを含め、さまざまなブロガーさんが「おすすめですよー!」と言われている商品やサービスにまず興味をもたれるのは「1つのきっかけ」としてもちろん良いことだと思いますが、その一方で…
ちょっと視野を広げて「冷静に、客観的に」見極める
ということも、「インフルエンサーマーケティング」というものが当たり前になった今の時代においては、「とりわけ重要なこと」ではないかと考えています
前置きが(とてつもなく)長くなってしまいましたが、結果どのサーバーを選ばれるにしても、今この記事を読んで頂いているあなた様が、ご自身にとって「本当に納得のいく」サーバーで、無事ブログを開設されることを願っております
ここから(ようやく)本編です
↓ の目次(Contents)を開いていただくと、お好きなチャプターからご覧になれます ↓
Contents
- コノハウィングとエックスサーバーおすすめは?冷静に比較したら「あれ…?」となったので、本音&本気で1から解説【WordPressブログのレンタルサーバー】
- 比較①:重要な「コア数&メモリ」の差と、サーバー混雑時でも安定的な速度環境が提供される「リソース保証」について【エックスサーバーが「圧倒的」です】
- 比較②:コノハウィングにも、右端に「リソース保証あり」のプランがあるけど?【スペックの差は「歴然」で、月額料金も比較したら「あれ…?」という結果に…】
- 比較③:コノハウィングの「リソース保証なし」と比較すると、どっちが安いの?【エックスサーバーの「リソース保証あり」と比べても、なお「あれ…?」という結果に…】
- 比較④:でも「36ヶ月契約の最安値プラン」で比較したら、どうなの?【コノハウィングの「リソース保証なし・あり」両パターンで比較してみました】
- 比較⑤:でもコノハウィングは、「初期費用0円」なんでしょ?【エックスサーバーも現在は、「いつでも全プランで初期費用0円」です】
- 比較⑥:エックスサーバーは独自ドメインが「1つ」永久無料で、コノハウィングは「2つ」でしょ?【はい。ただし2つ目には、「.com」も「.net」も使えないという点には注意です】
- 比較⑦:そうは言っても、コノハウィングは「速度No.1」じゃないの?【エックスサーバーも「速度No.1」です。本質的な考え方をわかりやすく解説します】
- 比較⑧:でも、「PageSpeed Insights」で計測した「スコア画像」の比較を見たけど?【正直なところ「まるで証明にならない」です。3つの理由と1つの本質】
- 比較⑨:「ディスク容量(SSD)」で比較すると…?そもそもディスク容量って?【エックスサーバーもコノハウィングも「300GB・400GB・500GB」で、基本的には同じです】
コノハウィングとエックスサーバーおすすめは?冷静に比較したら「あれ…?」となったので、本音&本気で1から解説【WordPressブログのレンタルサーバー】
比較①:重要な「コア数&メモリ」の差と、サーバー混雑時でも安定的な速度環境が提供される「リソース保証」について【エックスサーバーが「圧倒的」です】
まずはじめに、冒頭でもチラッとご紹介した…
重要な「vCPUのコア数&メモリ」の差と、サーバーの混雑時でも安定的な速度環境が提供される「リソース保証」
について
そもそもなぜ、このポイントを ”一番最初に” 挙げたかと言いますと、シンプルにこれが今回の「この記事を書こうと思ったきっかけ」であり、もっと率直に言うなら…
一番モヤモヤしてしまったこと
だからですね
つまり、この【vCPUのコア数&メモリ】と【リソース保証】にすら触れないままに…
エックスサーバーではなくコノハウィングがおすすめですよー!
と言ってるのって、「正直どーなん…?」と率直に思ってしまったためです
「エックスサーバーではなく…」と特定のサーバー名を比較対象として明示されたうえで、「コノハウィングの方がおすすめですよー!」と言い切るからには、せめて…
エックスサーバー
- 公式おすすめの【スタンダード】プランは、公式サイトによると…
・vCPU → 「128」コア
・メモリ → 「1024」GB - さらに、下記のスペックについては「保証」されている
・vCPU → 「6」コア
・メモリ → 「8」GB
- 混雑しても「その影響を受けない」ので、安定的な速度環境に!
- SSD容量 → 「300」GB
- 「WordPressクイックスタート / 12ヶ月契約」の料金 → 半額キャッシュバックで月額 実質550円
※「WordPressクイックスタート」は、利用しても利用しなくても料金は変わりません(WordPressの「一括設定無料オプション」です)
コノハウィング
- 公式おすすめの【ベーシック】プランは、公式サイトによると…
・vCPU → 「6」コア
・メモリ → 「8」GB - ただし、上記のスペックというのは「目安値」にすぎない
- 混雑したら「その影響を受けるかも」なので、安定的かは分からない
- SSD容量 → 「300」GB
- 「WINGパック / 12ヶ月契約」の料金 → 35%オフで月額941円
↑ このなかの、せめて【vCPUのコア数・メモリ】と【リソース保証】くらいにはちゃんと触れられたうえで、その差を補って余りあるくらいの…
「こんな要素」や「あんなサービス」、「これだけの料金差」があるからです!
といった「具体的な根拠」が伴っていないと、さすがに「んん…?」と思ってしまうんですね(僕だけですか、、?)
コアとは?
「コア」とは、処理作業を行う「CPUの中核部分」を指します。そして「コア数」とは、料理で例えると「シェフの人数」のようなもの(参考記事:CPUのクロック数やコア数とは?シェフに例えてみる)。なお「vCPU」とは「virtual CPU」のことで、つまり「仮想のCPU」といった意味合いになります
メモリとは?
「メモリ」とは「作業データを一時的に保存する領域」のことで、メモリが大きいほど「同時に行える作業の数」が増えたり「処理の負担が大きい動作」も可能になります(参考記事:パソコンのCPU・メモリ・ストレージの違いをわかりやすく解説!)。プラモデル作りに例えると「机の広さ」のようなものです
WordPressクイックスタートとは?
エックスサーバーの「WordPressクイックスタート」とは、WordPressのブログ開設に欠かせない【ドメインの取得・設定】【無料独自SSLの自動設定】【WordPressのインストール】をまとめて済ませることができる…
一括設定無料オプション
です(2022年9月より、【WordPressテーマインストール】機能の提供も始まりました)

なお全プランで、【独自ドメインの永久無料特典(1つ)】が付いてきます(この特典ドメインには、定番の【.com】【.net】【.org】ももちろん使用可能です)
利用してもしなくても「料金は変わらず」「開設されるブログにも違いはない」という点から、エックスサーバーでWordPressのブログ開設をされる方には「超おすすめ」です
※実質的なデメリットとしては、「10日間のお試し期間に対応していないこと」くらいです
※WordPressテーマについては、当ブログガイドの第3章「テーマ」編にて1からわかりやすく解説しています
WINGパックとは?
コノハウィングの「WINGパック」は、レンタルサーバーと独自ドメインがセットになった…
長期利用割引プラン
で、さらに人気のWordPressテーマも割引価格で購入できます
コノハウィングのレンタルサーバー通常料金より「最大55%オフ」で利用できることから、こちらもコノハウィングでWordPressのブログ開設をされる方には「超おすすめ」なプランです
なお【独自ドメインの永久無料特典】も(1つではなく)2つ付いてきますが、注意点として「2つ目」には定番の【.com】【.net】【.org】は使用できないので気を付けましょう
※上記の注意点まで(ちゃんとわかるように)書かれている記事が少ない気がするので明記しておきますが、2つ目に取得する独自ドメインで使用できるのは【.online / .space / .website / .tech / .site / .fun / .tokyo / .shop】の8種類です
ちなみに、ここまで読まれた方のなかには…
ちょい待ち!
さっきから言ってる「vCPUのコア数・メモリ」とか「リソース保証の有無」っていうのは、そもそも公式サイトのどこに載ってるん…?
と思われる方もいらっしゃるかもしれないですね
まず「エックスサーバー」の方が、エックスサーバー公式サイトの(レンタルサーバー)TOPページにある「プラン一覧」の…
↑ こちらの箇所にて、まず…
- vCPUのコア / メモリ
- vCPUのコア / メモリ(リソース保証)
がそれぞれ確認でき、さらに同じくTOPページから…
↑ こちらの、「もっと詳しく」というボタンを開いたなかにある…
↑ こちらのページにて、「リソース保証についての公式の解説」も確認できます
一方の「コノハウィング」について、こちらはスクショ画像の使用は避けておきますが(貼られている記事は普通に見かけますが、大丈夫であるという確証がないため)、その代わりに「具体的な記載箇所」をお伝えしておくと…
- コノハウィング公式サイトの(レンタルサーバー)TOPページにて、プラン一覧のなかの「メモリ ●GB」「vCPU ●コア」という項目
- 同じくTOPページにて、プラン一覧の ”枠の外側” に小さく記載されている「※印の注釈」部分
にて確認でき、特に後者の「※印の注釈」には…
メモリ・vCPUコア数は目安値です。共用サーバーの混雑度が低い場合、最大値までご利用いただけます。
といった旨の記載が確認できます
要するにこれは…
公表しているのは、あくまで参考の数値だよ。共用サーバーの混雑度が「高いとき」だと、最大値では利用できないよ
といった意味合いであることが、見てとれるかと思います
「エックスサーバーではなくコノハウィングがおすすめですよー!」と言われている記事のなかで、「この枠外の注釈部分」にちゃんと触れられている解説というのを…
正直ほとんど見たことがない
というどころか、こうしたプラン一覧を「スクショ画像で貼られている記事」のなかには、そもそも「この枠外の注釈部分」が…
丸ごとカットされた状態
でプラン一覧画像を載せてしまっている記事というのも、普通にお見かけするんですね
少なくとも、仮に自分が「大事な家族とかに本気で解説する」のであれば、上記のような内容は「ちゃんと触れておきたい大事なポイント」の1つじゃないかなと思っています
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【実際の画面付き】
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【2023年3月】エックスサーバー「WordPressクイックスタート」のブログ開設手順を1から解説【おすすめプランから「重要な注意点」まで徹底ガイド】
-
【2023年3月】エックスサーバー「WordPressクイックスタート」のブログ開設手順を1から解説【おすすめプランから「重要な注意点」まで徹底ガイド】
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※作業時間は、設定の反映待ちなどは除いた目安です
比較②:コノハウィングにも、右端に「リソース保証あり」のプランがあるけど?【スペックの差は「歴然」で、月額料金も比較したら「あれ…?」という結果に…】
ここまで読まれた方のなかには…
ちょい待ち!
コノハウィングのプラン一覧をよく見ると、右端に(白黒で目立たないけど)
「メモリ・vCPUコア数を保証」の【リザーブド】ってプランがあるんだけど…?
と思われた方もいらっしゃるかもしれないですね
まず…
エックスサーバー
における「リソース保証あり」のvCPUコア数・メモリ、また「月額料金」は次の通り ↓
エックスサーバー
【スタンダード】プラン
エックスサーバー公式サイトで「おすすめ」と記載のプランです
- vCPU → 「6」コア
- メモリ → 「8」GB
- SSD容量 → 「300」GB
- 「WordPressクイックスタート / 12ヶ月契約」の料金 → 半額キャッシュバックで月額 実質550円
【プレミアム】プラン
- vCPU → 「8」コア
- メモリ → 「12」GB
- SSD容量 → 「400」GB
- 「WordPressクイックスタート / 12ヶ月契約」の料金 → 半額キャッシュバックで月額 実質1,100円
【ビジネス】プラン
- vCPU → 「10」コア
- メモリ → 「16」GB
- SSD容量 → 「500」GB
- 「WordPressクイックスタート / 12ヶ月契約」の料金 → 半額キャッシュバックで月額 実質2,200円
※「WordPressクイックスタート」は、利用しても利用しなくても料金は変わりません(WordPressの「一括設定無料オプション」のことです)
一方の…
コノハウィングの【リザーブドプラン】
における「リソース保証あり」のvCPUコア数・メモリ、また「月額料金」は次の通り ↓
コノハウィング
【リザーブド 1GB】プラン
- vCPU → 「2」コア
- メモリ → 「1」GB
- SSD容量 → 「300」GB
- 「WINGパック / 12ヶ月契約」の料金 → 20%オフで月額1,452円
【リザーブド 2GB】プラン
コノハウィング公式サイトで「おすすめ」と記載のプランです
- vCPU → 「3」コア
- メモリ → 「2」GB
- SSD容量 → 「400」GB
- 「WINGパック / 12ヶ月契約」の料金 → 14%オフで月額3,086円
【リザーブド 4GB】プラン
- vCPU → 「4」コア
- メモリ → 「4」GB
- SSD容量 → 「500」GB
- 「WINGパック / 12ヶ月契約」の料金 → 15%オフで月額6,171円
上記の比較を素直にまとめると…
- 「リソース保証あり」のvCPUコア数・メモリ
→ 「エックスサーバー」の方が、(だいぶ)上回ってるね - 「月額料金」
→ あれ…?その割に「エックスサーバー」の方が(だいぶ)安いやん
という結果になりました
比較③:コノハウィングの「リソース保証なし」と比較すると、どっちが安いの?【エックスサーバーの「リソース保証あり」と比べても、なお「あれ…?」という結果に…】
つづいて…
ちょい待ち!
人によっては、「リソース保証」とか重視しないかもでしょ…?
仮にコノハウィングの「リソース保証なし」プランで比べたら、どっちが安いの?
という方へ
まず「エックスサーバー」では、そもそも「リソース保証なし」のプランというのがないため…
- エックスサーバー → 「リソース保証あり」のプラン
- コノハウィング → 「リソース保証なし」のプラン
という両サーバープランにおける「月額料金」を比較してみました ↓
エックスサーバー
「WordPressクイックスタート / 12ヶ月契約」の料金
vCPUコア数・メモリの「リソース保証あり」です
- 【スタンダード】プラン → 半額キャッシュバックで月額 実質550円
※SSD容量:「300」GB - 【プレミアム】プラン → 半額キャッシュバックで月額 実質1,100円
※SSD容量:「400」GB - 【ビジネス】プラン → 半額キャッシュバックで月額 実質2,200円
※SSD容量:「500」GB
※「WordPressクイックスタート」は、利用しても利用しなくても料金は変わりません(WordPressの「一括設定無料オプション」のことです)
コノハウィング
「WINGパック / 12ヶ月契約」の料金
vCPUコア数・メモリの「リソース保証なし」です
- 【ベーシック】プラン → 35%オフで月額941円
※SSD容量:「300」GB - 【スタンダード】プラン → 18%オフで月額2,360円
※SSD容量:「400」GB - 【プレミアム】プラン → 18%オフで月額4,719円
※SSD容量:「500」GB
結論、コノハウィングの「リソース保証なし」のプランで比較しても…
あれ…?エックスサーバーの「リソース保証あり」の方が(普通に)安いやん
という結果になりました
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-
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※作業時間は、設定の反映待ちなどは除いた目安です
比較④:でも「36ヶ月契約の最安値プラン」で比較したら、どうなの?【コノハウィングの「リソース保証なし・あり」両パターンで比較してみました】
つづいて…
ちょい待ち!
さっきまでの料金比較って、全部「12ヶ月契約」の場合でしょ…?
仮に「36ヶ月契約の最安値プラン」でそれぞれ比較したら、どうなの?
という方へ
「36ヶ月契約の最安値プラン」で改めて比較してみると、下記の通りです ↓
エックスサーバー:【スタンダード】プラン
「WordPressクイックスタート / 36ヶ月契約」の場合
- vCPU → 「6」コア リソース保証!
- メモリ → 「8」GB リソース保証!
- SSD容量 → 「300」GB
- 月額料金 → 半額キャッシュバックで月額 実質495円
※「WordPressクイックスタート」は、利用しても利用しなくても料金は変わりません(WordPressの「一括設定無料オプション」のことです)
コノハウィング:【ベーシック】プラン
「WINGパック / 36ヶ月契約」の場合
- vCPU → 「6」コア
- メモリ → 「8」GB
- SSD容量 → 「300」GB
- 月額料金 → 55%オフで月額652円
結論、「36ヶ月契約の最安値プラン」で比べてみても…
月額料金は、エックスサーバーの方が「月に実質157円安い」
という結果になり、かつこの比較には(お気づきのように)…
- エックスサーバー → vCPUコア数・メモリの「リソース保証あり」
- コノハウィング → vCPUコア数・メモリの「リソース保証なし」
という明確な違いがある点を、念のため補足しておきます
ちなみにコノハウィングも「リソース保証あり」のプランで、同様に「36ヶ月契約の最安値プラン」を比較してみると…
エックスサーバー:【スタンダード】プラン
「WordPressクイックスタート / 36ヶ月契約」の場合
- vCPU → 「6」コア リソース保証!
- メモリ → 「8」GB リソース保証!
- SSD容量 → 「300」GB
- 月額料金 → 半額キャッシュバックで月額 実質495円
※「WordPressクイックスタート」は、利用しても利用しなくても料金は変わりません(WordPressの「一括設定無料オプション」のことです)
コノハウィング:【リザーブド 1GB】プラン
「WINGパック / 36ヶ月契約」の場合
- vCPU → 「2」コア リソース保証!
- メモリ → 「1」GB リソース保証!
- SSD容量 → 「300」GB
- 月額料金 → 26%オフで月額1,331円
↑ 上記の通りで、結論「リソース保証あり」という条件で「36ヶ月契約の最安値プラン」を比較した場合は…
- vCPUのコア数・メモリ
→ 「エックスサーバー」の方が(だいぶ)上回ってるね - 月額料金
→ あれ…?その割に「エックスサーバー」の方が「月に実質800円以上安い」じゃん
という結果になりました
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比較⑤:でもコノハウィングは、「初期費用0円」なんでしょ?【エックスサーバーも現在は、「いつでも全プランで初期費用0円」です】
つづいて…
ちょい待ち!
コノハウィングは「初期費用0円」なんでしょ…?
「エックスサーバーは初期費用が高い」って、どっかで見た気がするけど…?
という方へ
結論からお伝えしてしまうと、「エックスサーバー」は2022年8月4日から…
すべてのプランで初期費用0円
になっています
つまり「初期費用」の面で、エックスサーバーとコノハウィングで「差がつく」ということはありません
なおこの「初期費用0円」は、一時的な「キャンペーン」とかではなく…
いつでも初期費用0円
であるため、焦る必要もありません
「エックスサーバーは初期費用が高い!」とか「3,300円かかる!」といった情報は、「古い誤った情報」なのでご注意ください
比較⑥:エックスサーバーは独自ドメインが「1つ」永久無料で、コノハウィングは「2つ」でしょ?【はい。ただし2つ目には、「.com」も「.net」も使えないという点には注意です】
つづいて…
ちょい待ち!
コノハウィングの「WINGパック」なら、独自ドメインが「2つ」永久無料でしょ?
エックスサーバーは、独自ドメインが「1つ」永久無料じゃないの?
という方へ
結論としては、「おっしゃる通り」です(ただし「見落としそうなポイント」もあるので、あわせて解説していきますね)
まずこの独自ドメインに(本来)かかる費用というのは、仮に「Xserverドメイン」というドメイン取得サービスを例に出すと、超定番の「.com」という種類であれば…
- 初年度の「取得」費用
・1個目のドメイン → 1円
・2個目以降のドメイン → 770円 - 2年目以降の「更新」費用 → 1,298円/年
↑ このくらいは通常かかるんですね
なので普通に考えると、エックスサーバーの【1つ永久無料】よりも、コノハウィングの【2つ永久無料】の方が、単純に「一歩リード」しているように見えるかと思います
ただし!
これには1点だけ「補足」があり、コノハウィングの「WINGパック」で付いてくる独自ドメイン「2つ」永久無料のうち、「2つ目」のドメインについては…
【 .online / .space / .website / .tech / .site / .fun / .tokyo / .shop 】
という「8種類からお選びいただけます」といった旨の注釈があり、要するに…
- .com
- .net
- .org
といった定番のドメインは、「2つ目の特典ドメインには使用できない」という点に注意しましょう
上記の旨が「記載されている箇所」を念のためお伝えしておくと、「コノハウィング」公式サイトの「WINGパック」解説ページにて、「※印の注釈」で小さく記載されています
▼ エックスサーバーの「WordPressブログ開設手順」はこちら ▼
作業時間は、正味【10分程度】です※
【実際の画面付き】
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※作業時間は、設定の反映待ちなどは除いた目安です
比較⑦:そうは言っても、コノハウィングは「速度No.1」じゃないの?【エックスサーバーも「速度No.1」です。本質的な考え方をわかりやすく解説します】
つづいて…
ちょい待ち!
そうは言っても、コノハウィングは「速度No.1」じゃないの…?
という方へ
まず「コノハウィング」公式サイトを見ると、確かに「サーバー処理速度No.1」と書かれていますね
ただしよく見てみると、そこには「※」印の注釈付きで…
2023年1月自社調べ
といった旨の表記があります
ちなみに!
「エックスサーバーではなくコノハウィングがおすすめだよー!」と言われている記事のなかには、こうした「※」印の注釈を省いてしまっている解説も見かけますが、正直「レンタルサーバー選びで迷われている方」にとっては…
誤解を招きかねないのでは?
と個人的には思っています
というのも、一方の「エックスサーバー」公式サイトを見てみると、こちらにも普通に「サーバー速度No.1」と書かれているんですね
そしてよく見てみると、こちらにも「※」印の注釈付きで…
2022年9月14日、自社調べ
といった旨の表記があります
まずコノハウィングは「サーバー処理速度」という表記なのに対し、エックスサーバーは「サーバー速度」という微妙な表記の違いが見受けられたり、また…
エックスサーバーよりもコノハウィングの方が単純に「新しい日付」だから、普通に信憑性が高いんじゃないの?
といった感想をもたれた方もいらっしゃるかもしれませんが、少なくとも自分としては「本質はそこではないかも…」と考えています
なぜか?
そもそもこうした「~~速度No.1」というのは、必ずしもそのサービスを「実際に利用されている方々のサーバー速度」について…
「あらゆる条件下」で「いつ何回」計測しても一番ですよ
と証明できるものではなく、あくまで…
「特定の条件下」で「特定の回数」だけ計測された結果
に過ぎないと考えられるためですね
そしてこれは、今回の記事で…
なぜ一番最初に「リソース保証」という点に触れたか?
にも繋がってきます
「リソース保証」の特徴は、自分の利用しているレンタルサーバーが「ほかのユーザーで混雑したとき」にも…
その影響を受けずに「安定的な速度環境」が提供される
ということ
つまり、「~~自社調べ」といった…
「特定の条件下」で「特定の回数」だけ計測された結果
の「~~速度No.1!」といった計測結果も、もちろん「1つのポジティブな要素」だとは思う一方で、「リソース保証」の…
サーバーが「ほかのユーザーで混雑したとき」に、その影響を受けるかどうか?
といった要素は、「特定の条件下」ではなく「さまざまな時間帯や混雑具合など」で、かつ「特定の回数」だけではなく「日々、これから何年も」利用していくかもしれないという実際のユーザー視点で考えたら…
軽く見ていいはずがない、重要な要素では?
と判断したからですね(これはあくまで、個人の考えに基づくものです)
「~~速度No.1!」といった文言が悪いと言うつもりは全くありませんが、そういったインパクトのある言葉を「受け取る側」のユーザーとしては、それらを決して ”過剰な意味” では捉えずに…
冷静に見極める
ことが、「客観的なサーバー選び」においては大切じゃないかなと
なので結論、「エックスサーバーとコノハウィングどっちが速いの?」といったような、「至極ざっくりした問い」の答えは…
場合による
という以外にないと思いますし、少なくとも…
エックスサーバーではなく、コノハウィングの方が速いですよー!
圧倒的に速いですよー!
みたいに特定のサーバー名を比較対象として挙げたうえで言い切ってしまうというのは、「正直ちょっとどうなんだろう…」と思っています
まず ”そもそも論” として、「A社からB社にしたら速くなったのでオススメですよー!」みたいなのって…
それぞれ「どのプラン」を、
それぞれ「どういうブログ環境下」で、
また「どんな計測方法」で比べた結果なのかな…
という話ですからね
冷静に、客観的に見極めましょう
▼ エックスサーバーの「WordPressブログ開設手順」はこちら ▼
作業時間は、正味【10分程度】です※
【実際の画面付き】
で「1ステップずつ超丁寧に」進めていきますので、安心して開設いただけます^^
【2023年3月】エックスサーバー「WordPressクイックスタート」のブログ開設手順を1から解説【おすすめプランから「重要な注意点」まで徹底ガイド】
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【2023年3月】エックスサーバー「WordPressクイックスタート」のブログ開設手順を1から解説【おすすめプランから「重要な注意点」まで徹底ガイド】
続きを見る
※作業時間は、設定の反映待ちなどは除いた目安です
比較⑧:でも、「PageSpeed Insights」で計測した「スコア画像」の比較を見たけど?【正直なところ「まるで証明にならない」です。3つの理由と1つの本質】
つづいて…
ちょい待ち!
サイトの速度って、「PageSpeed Insights」っていうツールで測れるんでしょ…?
それで速度を計測した「スコア画像の比較」とか、どっかで見かけたけど…?
という方へ
こちらも結論からお伝えしてしまうと、そういった「スクショ画像の比較」を見せられただけでは、正直なところ「まるで証明にならない」です
理由は大きく「3つ」あり、1からちゃんと解説していきますね
まず「PageSpeed Insights」とは、サイト速度のパフォーマンスなどを「スコア化」して測定できる、Googleの計測ツールです
登録などもいらず、「サイトURLを貼りつけるだけで」簡単に測定できる有名なツールになります(無料です)
↑ こういうやつですね
そして本題ですが、こうした「スコア画像」で…
- 「エックスサーバー」の点数がこちらでした!(画像をドン) → 60点台
- 「コノハウィング」の点数がこちらでした!(画像をドン) → 90点台
みたいな、”露骨な点数差” をアピールされている解説記事を以前に見かけたことがありますが、まず1つ目の(原始的な)指摘として、上に貼ったような「スコア画像」を見たときに…
その画像が、「どのレンタルサーバー」を使われているサイトの点数か?
って、画像内のどこにも明記されていないですよね
つづいて2つ目の(こちらも初歩的な)理由として、この「PageSpeed Insights」で計測されるスコア(パフォーマンス)というのは…
- 携帯電話
- デスクトップ
の「2項目」に分けて点数がそれぞれ表示されるんですが、これらのスコアというのは…
- 携帯電話 → 30点~50点台とか普通に出る
- デスクトップ → 80~90点台とか普通に出る
というくらい「点数に開きがある」のが、全然珍しくないんですね
実際、有名なブログなどを計測してみても…
- 携帯電話 → 40点台
- デスクトップ → 90点台
みたいな点数差とか、普通に全然出ます
つまりなにが言いたいかと言うと、「最初の例」で言うなら…
- エックスサーバーの点数です!(画像をドン) → 60点台
※ただし【携帯電話・デスクトップ】どちらのスコアかは、その画像だけではわからない… - コノハウィングの点数です!(画像をドン) → 90点台
※上に同じく…
↑ この肝心の「赤文字」部分が、そもそも「うやむやな状態」での比較になってしまっているということ
加えて「3つ目」の理由としては、例えば…
- 開設したてで、重たい画像やプラグインを「ほぼ入れていない」ブログ
- 開設5年目で、重たい画像やプラグインを「入れまくっている」ブログ
この2つでも「スコアは当然変わってくるはず」で、その点も「ただスコア画像を見比べただけ」ではわからない要素になります
プラグインとは?
「プラグイン」とは、WordPressでブログを開設したら(必要に応じて)任意で追加していくことになる「補助ツール」のことで、数えきれないほど様々な種類があります(例:お問い合わせフォームが簡単に作成できる「Contact Form 7」というプラグイン)
※WordPressの「プラグイン」については、当ブログガイドの第4章「プラグイン」編にて1からわかりやすく解説しています
誤解のないようにお伝えしておくと、こういった「スコア画像を解説記事に貼ったりすること」自体は、なにも悪いことだとは思っていません
ただ上記で挙げたように、そういった画像によるスコア比較だけでは…
- そもそも、「どのレンタルサーバーを使用しているサイトの点数か?」分からない
- 加えて、「携帯電話の点数か、それともデスクトップ側の点数か?」も分からない
- さらに、「画像やプラグインをどの程度入れている環境での点数か?」も分からない
といった前提がありながら、特定のサーバー名を比較対象として挙げたうえで…
コノハウィングの方が、スコアが上でしたよー!
みたく「相対的に言い切る」のは、冒頭でもお話しした通り…
エックスサーバーの中の方々
のことを思うと「さすがにちょっと…」と感じるのと、なにより…
これからブログを始められる初心者の方々
にも、正直「誤解を招きかねないのでは…?」と思ってしまいます
少なくとも、なにもわからない「ブログ初心者時代」の自分だったら、そうやってそれっぽいスコア比較の画像をドンと並べられたら、普通に「コノハすげー!」「エックスサーバー遅くね…?」と簡単に思い込んでいたかもしれないです
ちなみに、さきほど挙げた「3つの理由」に加えて「もう1点」だけ…
もっと本質的で、重要なポイント
をお伝えしますと、こうした計測ツールというのは…
その人やそのブログによって、そもそも
結果の「捉え方」も「最適解」も違っていて当然
だということ
わかりやすい例として、「プラグイン」を例に解説しますね
WordPressを始めると、多くの方は「プラグイン」と呼ばれる補助ツールを、必要に応じて入れていくことになります(全然むずかしい話じゃないので、ご安心ください)
そして、そのなかの一種には「キャッシュ」系プラグインと呼ばれるものがありまして、「キャッシュ」つまり「以前の読み込みデータ」を活用することで…
「読み込み速度」の向上
が期待できるんですが、その反面こうした「キャッシュ」系プラグインは…
「予期せぬエラー」の原因になりかねない
とも言われているんですね(実際に自分も経験があり、現在は使用を控えています)
まずこうした「キャッシュ」系プラグインを入れるかどうかは、「人それぞれの正解」があるかと思います
でもだからこそ…
- 速度アップに期待して、「キャッシュ」系プラグインを入れているブログ
- 予期せぬエラーを考慮して、「キャッシュ」系プラグインは入れていないブログ
といった、「運営スタイル」も「方向性」も異なるブログで ”ただ速度スコアを比較” したところで、正直「あまり意味がない」ですよね
「PageSpeed Insights」を始めとした各種計測ツールというのは、ブログを運営していくうえで「目的」ではなく「手段」にすぎません
なので…
速度スコアを1点でも上げること「それ自体を目的」としてしまわないように、あくまで「1つの要素」くらいに、客観的に捉えていただくことを個人的にはおすすめします
比較⑨:「ディスク容量(SSD)」で比較すると…?そもそもディスク容量って?【エックスサーバーもコノハウィングも「300GB・400GB・500GB」で、基本的には同じです】
つづいて…
ちょい待ち!
エックスサーバーとコノハウィングの「ディスク容量(SSD)」で比較するとどう?
あとそもそも、「ディスク容量」とか「SSD」ってなに…?
という方へ
結論からお伝えしてしまうと、「SSDのディスク容量」という面については…
エックスサーバー
「WordPressクイックスタート / 12ヶ月契約」
vCPUコア数・メモリの「リソース保証あり」です
- 【スタンダード】プラン
・SSDディスク容量 → 「300」GB
・料金 → 半額キャッシュバックで月額 実質550円 - 【プレミアム】プラン
・SSDディスク容量 → 「400」GB
・料金 → 半額キャッシュバックで月額 実質1,100円 - 【ビジネス】プラン
・SSDディスク容量 → 「500」GB
・料金 → 半額キャッシュバックで月額 実質2,200円
コノハウィング
「WINGパック / 12ヶ月契約」
vCPUコア数・メモリの「リソース保証あり」です
- 【リザーブド 1GB】プラン
・SSDディスク容量 → 「300」GB
・料金 → 20%オフで月額1,452円 - 【リザーブド 2GB】プラン
・SSDディスク容量 → 「400」GB
・料金 → 14%オフで月額3,086円 - 【リザーブド 4GB】プラン
・SSDディスク容量 → 「500」GB
・料金 → 15%オフで月額6,171円
vCPUコア数・メモリの「リソース保証なし」です
- 【ベーシック】プラン
・SSDディスク容量 → 「300」GB
・料金 → 35%オフで月額941円 - 【スタンダード】プラン
・SSDディスク容量 → 「400」GB
・料金 → 18%オフで月額2,360円 - 【プレミアム】プラン
・SSDディスク容量 → 「500」GB
・料金 → 18%オフで月額4,719円
上記の通りで、結論エックスサーバーもコノハウィングも【300GB・400GB・500GB】と、基本的には同じです
ディスク容量とは?
「ディスク」とはブログを運営しているとサーバー内に蓄積されていく各種データの「収納箱」みたいなもので、「ディスク容量」とはその「箱の大きさ」を指します(ディスクスペースとも言います)。実際にこのディスク容量の大半を占めるのは、写真を始めとした「画像ファイル」などです
SSDとは?
「SSD」とは「記憶装置」の一種で、従来の「HDD」タイプと比べて高速でデータを読み書きできるのが特徴です。現在のレンタルサーバーにおけるディスク(各種データの収納箱)は、この「SSD」タイプが主流となっています
ブログの「ディスク容量」って、実際どの程度あれば安心なの?
WordPressブログのディスク容量というのは、「エックスサーバー」を例に挙げると、一番安価な【スタンダード】プランの…
300GB
もあれば通常は「超余裕」で、いきなり最初から【400GB】や【500GB】を求める必要は正直ありません
参考までに、専業ブロガー6年目となる自分も…
↑ この通り、まだ「全体の10分の1も使っていない」くらいディスク容量に余裕があります
とはいえ、「高画質な写真(例:5MB)とかをアップしたら、300GBじゃ足りないかも…」と思われるかもしれませんが、そもそもブログにアップする画像というのは、大きくても「300KB(0.3MB)」程度まで軽くしてからアップするのが定石です
どれだけ「高画質で魅力的」な写真でも、その重たい画像のせいで表示スピードが著しく落ち、結果「ユーザーが離脱」してしまっては元も子もないからですね
※ブログにアップする画像を「軽くする方法」については、当ブログガイドの第4章「プラグイン」編にて1からわかりやすく解説しています
ただ強いて言えば、コノハウィング側ではシンプルに「SSD」と表記されているのに対し、「エックスサーバー」の方は…
↑ このように、公式サイトのプラン一覧をよく見ると…
NVMe SSD
という表記になっています
この「NVMe SSD」について調べてみると、同じく公式サイトのTOPページから…
↑「もっと詳しく」というボタンを開いたなかに…
↑ このようなエックスサーバー公式による解説箇所があり、そこには…
「オールNVMe」RAID10構成
といタイトルと共に…
従来のオールSSD環境と比較し読み込み速度が最大約14倍※向上しています
といった旨の表記があります
つまり、エックスサーバーでは…
従来の「オールSSD」という環境よりも優秀な、「オールNVMe」という環境を採用してるよ!
と言っているわけですね
そうなると次に気になってくるのが、コノハウィング側の「SSD」という表記が果たして「オールSSDかどうか?」という点ですが、コノハウィング公式サイトの上部メニューにある「特徴」という項目を開いたなかに…
ストレージは高速・安全にデータを書き込めるオールSSD RAID10構成
といった旨の表記があり、つまりコノハウィングの方は「オールSSD」であるということが確認できます
ただし、コノハウィング側の「オールSSD」というのが、エックスサーバー側に記載の…
従来のオールSSDと比較し…
という文言の「従来」に該当するものなのかどうか、この情報量だけでは「さすがにわからない」ということ
また、前述したエックスサーバー側の解説には「※」付きの注釈で…
計測結果は2020年1月時点、自社調べ
といった記載があり、要は「ちょっと古い計測結果」だということ
そしてなにより、こうした「~~自社調べ」といった計測結果は、すでに【サーバー速度】のパートでもお伝えしたように…
「あらゆる条件下」で「いつ何回」計測しても一番ですよ
と証明できるものではなく、あくまで…
「特定の条件下」で「特定の回数」だけ計測された結果
に過ぎないと考えられるため、「絶対的な優位性を示す資料」ではなく「1つのポジティブな要素」くらいに客観的に捉えておくのが、個人的にはおすすめです
▼ エックスサーバーの「WordPressブログ開設手順」はこちら ▼
作業時間は、正味【10分程度】です※
【実際の画面付き】
で「1ステップずつ超丁寧に」進めていきますので、安心して開設いただけます^^
【2023年3月】エックスサーバー「WordPressクイックスタート」のブログ開設手順を1から解説【おすすめプランから「重要な注意点」まで徹底ガイド】
-
【2023年3月】エックスサーバー「WordPressクイックスタート」のブログ開設手順を1から解説【おすすめプランから「重要な注意点」まで徹底ガイド】
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