NBA2024-2025シーズンは、日本時間の10月23日開幕です
NBAファン歴21年目のあかね猫です
5分でわかる!NBAバスケ「超初心者」ガイド
と題して、現代のNBAを語るうえでゼッタイに外すことのできない…
各時代を象徴する4人のスーパースター
を軸に、その「大筋の流れ」を時系列でわかりやすく解説していきます
具体的には、次の4名です
- バスケットボールの神様「マイケル・ジョーダン」
- 孤高の天才プレイヤー「コービー・ブライアント」
- 史上最強のオールラウンダー「レブロン・ジェームズ」
- NBAの概念を変えたスーパーヒーロー「ステフィン・カリー」
またこの記事の最後では【おまけ】として、上記のレジェンド以外にも「これからNBAを見る」ならまずチェックしておくべき…
- 現役のスーパースターでおすすめな選手 → 18名
- これからのNBAを背負って立つ若手選手 → 5名
という「計23名」も、あわせてご紹介していきますね🐥
【2024年】5分でわかる!NBAバスケ「超初心者」ガイド【マイケルジョーダン始め、時代を象徴するスーパースター4名+23名】
【NBAバスケ「超初心者」ガイド】ステップ1:バスケの神様「マイケル・ジョーダン」を起点に、NBAの大筋を辿ろう
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「NBAについてなにも知らない…」というあなたへ、まず1つ質問です
「なにも知らない」とは言いつつ、それでもパッと思い浮かぶ選手が「1名」だけいないでしょうか?
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そう、バスケットボールの神様こと…
マイケル・ジョーダン
ですね
不朽の名作漫画「スラムダンク」で湘北高校のモデルになったとも言われている、「真っ赤なジャージ―」が印象的なシカゴ・ブルズ
そんなブルズを、1990年代の10年間で「2度の三連覇」という偉業へと導いた、NBA界のカリスマ的プレイヤーです
単純なスタッツ(記録)面だけで見ても、マイケル・ジョーダンの功績というのは…
- 30チーム近くあるなかで、「2度の3連覇」を達成!
- そんな6回の優勝全てで、「ファイナルMVP」を獲得!
- 得点王10回、年間最多得点11回!
- スティール王2回!
- シーズンMVP5回!
- オールスターMVP3回!
- スラムダンクコンテスト優勝2回!
と、挙げ出したらキリがありません
ちなみにそんなマイケル・ジョーダンは、実は全盛期の1990年代に…
一度NBAを引退して野球選手に転向している
ということを、もしかしたら今の若い方はご存じないかもしれないですね
そしてなんと、その約2年後にはNBAへの復帰を果たし、「2回目の3連覇」という偉業を成し遂げています(笑)
当時の歴史をざっと整理すると、こんな感じです ↓
1991~1993年に、シカゴ・ブルズを「NBA3連覇」へと導く!
↓
そんな人気絶頂の時期に「NBA引退」を表明、MLBへ挑戦!
↓
その後、1995年にNBAへ復帰!
↓
1996~1998年に、2度目の「NBA3連覇」を達成!
↓
なかでも95-96シーズンは、「72勝10敗」というNBAのシーズン最多勝利記録を樹立!
とにかくジョーダンのあの「洗練されたプレー」というのは、当時から20年以上が経った今になって見返してみても…
誰にも真似できないような「芸術の域」に達している
そんな感じさえするんですね
そして90年代は、この「ジョーダンの時代」だったと言っても過言ではないのかなと
つまり!
マイケル・ジョーダンというヒーローの周囲に、強力なライバル達がひしめいている…
そして紆余曲折があった末に、最終的にはやっぱりジョーダンのシカゴ・ブルズが優勝する…
という、まさに「90年代の絶対的主人公」とも言えるような存在ですね
そんなシカゴ・ブルズですが、1998年をもって黄金期が終焉し「次の時代」が幕を開けることになります🐥
【NBAバスケ「超初心者」ガイド】ステップ2:孤高の天才プレイヤー「コービー・ブライアント」
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洗練を極めたマイケル・ジョーダンと「同等の高み」にまで達していた数少ないプレイヤーの1人が、この「コービー・ブライアント」じゃないかなと思います
コービーがまだ若かりし頃の2000年~2002年には、怪物センター「シャキール・オニール」と共に、名門ロサンゼルス・レイカーズで「NBA三連覇」を達成
さらにシャキール・オニールが去って低迷したチームを立て直し、今度は「NBA二連覇」へと導きます
日本でもカリスマ的な人気を誇った「アレン・アイバーソン」を始め、次世代のスタープレイヤーたちで群雄割拠していた2000年代
そんな成熟期にあった当時のNBAにおいても、「一番は誰?」と聞かれたら、このコービー・ブライアントが真っ先に浮かんできます
ちなみに!
そんな天才コービーの最も印象に残っている試合は、2005年にトロント・ラプターズ戦で叩き出した…
81得点
というとんでもない大記録ですね(歴代2位。1位は1962年ウィルト・チェンバレンの100得点)
平均で35点とれば「得点王」はほぼ確実、1試合で50点を超えようものなら「アンビリーバブルや!」と叫ばれる現代NBAにおいて…
81得点という、理解の範疇を超えた数字
これだけ見ても、彼がどれほど「特別なプレイヤー」だったか伺うことができると思います
そんなNBAが生んだ「孤高の大天才」は、日本時間の2020年1月27日未明、ヘリコプターによる不慮の事故によって帰らぬ人となりました
この訃報はNBA界のみならず世界中に衝撃を与え、マイケル・ジョーダンを始め、ラファエル・ナダルやクリスティアーノ・ロナウド、ジャスティン・ビーバーなどなど、多くの著名人が哀悼の意を表しています
そして、そのコービーがNBAに入団した96-97シーズンから「7年後」にあたる、03-04シーズンに…
規格外の超大物ルーキーが登場します
今なお現役最強で、キングと称される「レブロン・ジェームズ」です🐥
【NBAバスケ「超初心者」ガイド】ステップ3:NBA界のキング「レブロン・ジェームズ」
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レブロン・ジェームズという選手は、ジョーダンからコービーへと受け継がれてきた「これまでの王道スタイル」とは、また一線を画すものでした
超人揃いのNBAにおいても「最強レベルのアスリート能力」に加え、80年代のレジェンド「マジック・ジョンソン」を彷彿とさせるリーグ有数の「アシストセンス」も兼ね備えた…
全ポジションを高次元でこなせる、規格外のオールラウンドプレイヤー
です
ただ、そんなレブロンの一番の神髄は、在籍したチームを必ず「超強豪」へと変貌させる…
ずば抜けたリーダーシップ
じゃないかなと
彼がこれまで在籍したチームにもたらした功績を、ざっと整理してみても…
当時弱小だったクリーブランド・キャバリアーズを、「ファイナル進出」まで導く!
↓
マイアミ・ヒートに移籍し、「NBA2連覇」を達成!
↓
古巣に復帰を果たし、クリーブランドの地に悲願の「初優勝」をもたらす!
↓
レイカーズに移籍し、低迷していた名門チームをわずか2年で「NBA優勝」に導く!
という感じで、レブロンが入れば弱小チームが確実に「優勝候補」へと生まれ変わってしまうんですね
東西あわせて「30チーム」もあるNBAにおいて、たったの2チームしか辿り着けない…
NBAファイナルの舞台に8年連続出場
という偉業も、レブロンの「類まれな牽引力」があってこそなのかなと
ちなみにレブロン・ジェームズは、単純な得点面で見ても「通算得点」の記録でジョーダンやコービーを抜き…
歴代1位
に輝いています
とにもかくにも2010年代は、円熟期を迎えていた「コービー・ブライアント」の時代から「レブロン・ジェームズ」の王朝へと移り変わった時代でした
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が!
そんな盤石だったはずの「レブロン王朝」時代に…
一人の異質なプレイヤー
が現れ、現代NBAの常識やスタイルを「根底」から塗り替えてしまいます🐥
【NBAバスケ「超初心者」ガイド】ステップ4:NBAの概念を変えたスーパーヒーロー「ステフィン・カリー」
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2009年に、ドラフト1巡目7位で「ゴールデンステイト・ウォリアーズ」から指名されたステフィン・カリー
彼は見た目こそどちらかというと華奢で、「愛くるしいルックス」や「子供のようなお茶目さ」が目立つ、NBAでは新しいタイプの選手でした
それこそ、「鋼の肉体」に「圧倒的なオーラ」を放つキング・レブロンとは対極のような存在ですね
ただ…
そんなステフィン・カリーの常識からまるでかけ離れた「異質なシュート能力」が、すでに成熟したと思われていた当時のNBA界に、革命をもたらします
2012-2013シーズンには、スリーポイントのシーズン成功本数…
272本
という「NBA新記録」を叩き出したかと思えば、2014-2015シーズンには…
286本
にあっさりと更新し、さらに翌年の2015-2016シーズンには、自身の記録を大幅に上回る…
402本
という凄まじい大記録を打ち立てます
それも、従来のNBAでは考えられないような距離・体制・タイミングで、ひょいっと放って決めてしまう…
リーグ随一の「超絶的なボールさばき」で相手のマークをさらっと躱したかと思えば、瞬きする間にスリーを沈めてしまう…
そんななか、カリーが在籍するゴールデンステイト・ウォリアーズに「クレイ・トンプソン」というリーグ屈指のシューターも加わって…
スプラッシュブラザーズ
と呼ばれたこの「最強スリーポイントコンビ」が、瞬く間にリーグを席巻
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カリーの入団から5年後の2014-2015シーズンには、当時決して強豪とは言えなかったウォリアーズを、ついに「NBAチャンピオン」へと導きます
「絶対的なキング」レブロンが君臨していた時代から、「新たな時代」が狼煙を上げてしまった瞬間でした
このウォリアーズの快進撃は本当に凄まじく、翌シーズンにはあの「史上最強チーム」と謳われていた96年シカゴ・ブルズの「72勝10敗」をも上回る…
73勝9敗
という「NBAシーズン最多勝利」の新記録を樹立
それから数年は、カリー擁する「ゴールデンステイト・ウォリアーズ」とレブロン擁する「クリーブランド・キャバリアーズ」の2チームが、覇権を争う時代となります
NBAファイナル2015
ウォリアーズ優勝! 4 - 2 キャバリアーズ
NBAファイナル2016
ウォリアーズ 3 - 4 キャバリアーズ優勝!
NBAファイナル2017
ウォリアーズ優勝! 4 - 1 キャバリアーズ
NBAファイナル2018
ウォリアーズ優勝! 4 - 0 キャバリアーズ
そして!
そんなカリー率いる「ゴールデンステイト・ウォリアーズ」というチームの台頭で、その後のNBA界に「目に見える大きな変化」が生じることに
ズバリ、最強ウォリアーズのようにアップテンポで「超攻撃的」なスタイルと、なにより「スリーポイント」を戦術の中心に取り入れるようになったことです
その証拠に、自分がNBAを見始めた2005年くらいだと、試合の最終スコアは…
80点~110点
くらいが普通だったのが、カリー&トンプソンの「スプラッシュブラザーズ」が一世を風靡してから…
120点~150点
という、今まででは考えられないようなハイスコアが珍しくなくなったんですね
ディフェンス主流の「保守的な戦術」が優勝には必須とされていた現代NBAの文化を、根底から塗り替えてしまった
そんな革命的な存在がゴールデンステイト・ウォリアーズ、そしてなにより「ステフィン・カリー」というスーパーヒーローだと思います🐥
追記
2022年6月、「ゴールデンステイト・ウォリアーズ」はNBA FINALにて「ボストン・セルティックス」を4勝2敗で下し、見事2021-22シーズンのNBAチャンピオンとなりました
Congratulations!!!
FINAL MVPはステフィン・カリーで、カリーは「4度目のNBA制覇」となります
【NBAバスケ「超初心者」ガイド】おまけ:これからNBAを見るならチェックすべきおすすめ選手【スーパースター23名】
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最後におまけです🐣
ここまでご紹介してきた…
- マイケル・ジョーダン
- コービー・ブライアント
- レブロン・ジェームズ(現ロサンゼルス・レイカーズ)
- ステフィン・カリー(現ゴールデンステイト・ウォリアーズ)
という4名のほかにも、凄まじいスキルや能力、また魅力をもったスタープレイヤーというのは現在のNBAに多数存在しています
「これからNBAを見始めようかな…」という方に、今回挙げた「4人のレジェンド」以外で、まずチェックしておきたい「現役のスーパースター」はこの18名です
東カンファレンス
- タイリース・ハリバートン(インディアナ・ペイサーズ)
- ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・76ers)
- デイミアン・リラード(ミルウォーキー・バックス)
- ヤニス・アデトクンポ(ミルウォーキー・バックス)
- ジミー・バトラー(マイアミ・ヒート)
- ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)
- ジェイレン・ブラウン(ボストン・セルティックス)
- ドノバン・ミッチェル(クリーブランド・キャバリアーズ)
- トレイ・ヤング(アトランタ・ホークス)
西カンファレンス
- アンソニー・デイビス(ロサンゼルス・レイカーズ)
- カワイ・レナード(ロサンゼルス・クリッパーズ)
- ポール・ジョージ(ロサンゼルス・クリッパーズ)
- ニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)
- ジャマール・マレー(デンバー・ナゲッツ)
- ケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)
- デビン・ブッカー(フェニックス・サンズ)
- ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)
- カイリー・アービング(ダラス・マーベリックス)
いずれも、ゴールデンステイト・ウォリアーズの席巻をきっかけにジョーダンやコービーの時代とは「また違う次元」へと突入した現代NBAにおいて…
特に人間離れした超絶プレイヤー
だと思っています
また上記のほかに、これからのNBAを背負って立つだろう「若手のスタープレイヤー」も、5名ほどご紹介しておきますね
- ビクター・ウェンバンヤマ(サンアントニオ・スパーズ)
- テレンス・マン(ロサンゼルス・クリッパーズ)
※八村塁と同期! - ザイオン・ウィリアムソン(ニューオリンズ・ペリカンズ)
※八村塁と同期! - ジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ)
※八村塁と同期! - ジョーダン・プール(ワシントン・ウィザーズ)
※八村塁と同期!
そしてなにより!
日本のバスケ史を ”今まさに” 塗り替え続けているNBAプレイヤー、八村塁を共に応援しましょー🐥
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